· ニラ(韮 Allium tuberosum)はネギ属に属する多年草で緑黄色野菜です。 夏には葉の間から30~40cm程度の花茎を伸ばし、花期は8~10月頃で、花は半球形の散形花序で、白い小さな花を~40個つけます。 花弁は3枚で、苞が3枚あり、花弁が6枚あります。ハナニラは桜の咲くころに、無数の星型の花が開花します。 「ハナニラ」という名前の通り、葉っぱと球根をこするとニラの香りがしますが、葉をちぎったり、カットしたりしない限りは匂わないので、特に気になりません。 ハナニラは秋植え球根で、9月~10月に植えて翌春から開花します。 球根は植えっぱなしで大丈夫なので、庭や花壇などに地植えにした場合葉を食用とするニラに対して花を食べるので花ニラと呼ばれています。 もともとは中国料理で使われてきた食材です。 現在、「テンダーポール」や「マルイチポール」など花ニラ専用の品種も開発され、より美味しい花にらが出荷されています。 一方、外見もよく似たネギ科ハナニラ属の標準和名で「花ニラ」(別名アイフェイオン)とされているものがあります
花韮 ハナニラ